同友会大学 第10期カリキュラム 2003.7~2003.12

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第1講「ベンチャーとクラスターによる日本変革」~欧米先進事例と日本への応用~

  • 7/9(水)

日本政府の国策としてクラスター育成が始まった。香川県の希少糖関連も日本の知的クラスター15テーマのひとつに選ばれた。従来の産業集積やテクノパーク構想とクラスターはどう違うのか。欧米のクラスター先進事例から何を学びえるのか。クラスターが日本をどう変えるのか。其の答えの核となる研究開発型ベンチャーとの関連でクラスターをどう捕らえるべきかを論じる。

講師 : 前田 昇 氏 大阪市立大学大学院創造都市研究科・アントレプレナーシップ研究分野 教授

1944年大阪府堺市生れ。1966年高崎経済大学経済学部学士(経済)卒。1999年慶応義塾大学大学院修士(政策・メディア)。2001年高知工科大学大学院工学研究科博士(学術)。1966年日本IBM本社、米国IBM世界本社製品計画、1977年ソニー本社経営戦略部門長、マーケッティング戦略本部長、米国ソニー企画担当バイスプレジデント、欧州ソニー戦略担当ディレクター、1996~2000年青山学院大学大学院国際政治経済研究科 国際ビジネス論非常勤講師兼務、1998年科学技術庁・科学技術政策研究所客員総括研究官兼務。1999年高知工科大学大学院工学研究科起業家コース教授。2001年名古屋大学情報文化学部講師兼務。

第2講 「平和の世界を子どもたちに」~今、私たちにできること~

  • 7/28(月)

地球環境、戦争や貧困、飢餓など、今、地球上で起きているいろいろなできごと、その事実と根本原因を多くの人に知っていただきたい。そして、子どもたちに残す未来のこと、また私たちに何ができるのか、一緒に考えてみませんか。

講師 : 高木 善之 氏 ネットワーク『地球村』 代表

1947年大阪府生まれ。70年大阪大学物性物理学科を卒業。同年松下電器産業株式会社に入社。97年退社。交通事故をきっかけに地球環境の深刻な実態と、人間の本当の生き方を伝えていくことを決意し、90年ネットワーク『地球村』を設立。国連ブラジル地球サミット、モントリオール会議に出席。年間300回の講演を通じて、さまざまな提言を行っている。著書に『地球村宣言』(ビジネス社)『地球大予測』『オーケストラ指揮法』(ともに総合法令出版)『転生と地球』(PHP研究所)など。

第3講 「流通市場の近未」~アメリカ流通最新事例に学ぶ~

  • 8/8(金)

わが国の長期にわたる経済低迷を打ち破る鍵は、これまでの「メーカーマーケティング」に決別し「小売マーケティング」の視点から消費市場を再編することにある。経済大国から生活大国への歴史的変革期にある現在、3~10年の「経済時差」を持つアメリカ流通革新の事例を学ぶことで、今後のわが国の経済活性化の方向を探ってみたい。なお、本講座ではアメリカ流通最新事例をビジュアルにスライドで紹介し、ビビットなかたちで消費トレンドを体感する。

講師 : 永峰 茂 氏 香川大学経済学部 講師

昭和37年北九州大学商学部・マーケティング専攻 卒業同年4月西日本放送株式会社入社。以後、マーケティング・リサーチを専門にスタッフ業務を37年余り担当。この間、日本テレビ系列SP委員会にて全国キャンペーン「クリーン・ジャパン・キャンペーン」企画。その他、イベント・プロデュース多数、また、業界紙に寄稿および講演多数。海外視察も積極的に行い、アメリカ市場視察を11回、ヨーロッパ市場視察を3回、台湾市場視察を1回経験。

第4講 「経営者のための言葉の危機管理」~現代世界の一流人の名言に学ぶ~

  • 8/25(月)

マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長は、<永遠とは3年だ>こう言って、インターネット誕生直後の世に衝撃を与えました。あれから何年も経ち、今経営者にとって、永遠とは3ヶ月とも言えるようになりました。激動の今、経営者の対外的言葉の危機管理を同時代を生きた世界の一流人の発想に学びます。マリリン・モンローの言葉にも、経営のヒントが潜んでいます。また、新しい時局の話も加えます。

講師 : 隈部 まち子 氏 作家 大正大学 講師

上智大学外国学部英語学科卒、慶応義塾大学経済学大学院修士課程修了。ジャーナリスト・大正大学講師。現在、新聞やテレビなどのメディアで、企業・行政と一般の人とのコミュニケーションやエネルギー問題を論じるオピニオン・リーダーとして活躍中。現代世界の名言に造詣が深い。経営者のための個人コーチとしても活躍中。公職としては多数の政府機関の仕事にも従事。エネルギー関連の国際会議(フォーラム&シンポジウム)にも参加すると同時に執筆活動、翻訳業務、テレビ出演など幅広いジャンルでアグレッシブに活躍。

第5講 「夢に向かって一歩行動するヒント」~自分で決めて、自分で動く~

  • 9/17(水)

ミッションや人生の目標がはっきりしている人としていない人の差は、「これが夢です」と明言することにより、「追うことになる責任と向き合う覚悟ができているか」だと思います。怖くて逃げていないでしょうか。自分の目標を高々と掲げることに。あなたが今、「決断をするか、流されたままになるか」または「一歩踏み出して行動するか、しないか」は、3年後の人生に影響することを忘れないでください。今のための今ではなく、3年後のための、今だということを。勇気を出して一歩踏み出すキッカケになるようなお話ができればと思っています。よろしくお願いします。

講師 : 和田 清華 氏 (有)「私には夢がある」 代表取締役

1976年、富山県生まれ。同志社大学経済学部卒業後、出版社で作家・中谷彰宏氏などの編集を担当のかたわら、各種イベントをプロデュース。2002年に「私には夢がある」を設立。セミナーや出版をプロデュース。2002年3月からは社会人のための学校「人生予備校」を開校。人の持ち味を最大限に引き出すことを得意とする。

第6講 「おいしさの科学とその周辺」~食による人間性の回復と国産国消~

  • 9/29(月)

食品の品質は、栄養・安全性・おいしさ(感性)で決まる。おいしさを追求することは、人間の生き方そのものを追求することである。できるだけ伝統に基づいた食生活をすることは、「国産国消」に繋がり、健全で心豊かな人間性を取り戻し、食料海外依存率の低下(食料自給率の向上)、すなわち食料安全保障に結びつく。

講師 : 山野 善正 氏 おいしさの科学研究所 所長 香川大学名誉教授 農学博士

1963年、京都大学農学部農芸化学科卒業。その後5年間、東洋製缶・東洋鋼板総合研究所(研究員)勤務。68年より香川大学農学部(講師・助教授・教授)で教鞭をとり、その後、評議員、農学部長を歴任。2001年よりJA香川県経営管理委員に就任。米国ミズーリ大学・オランダ農業大学でも教授として活躍。多数の著書を執筆すると同時に世界各国での「食」に関する科学的講演活動を行う。

第7講 「ゲームの理論を経営に活用する」~思考を整理するために~

  • 10/8(水)

世の中が複雑になるにつれ、経営判断はいよいよ難しくなってきました。競合相手は、どう考えているのか。いくつか不確定な要因がある中で、どう考えて、経営判断を下せばよいのか。ゲームの理論というと、難しく聞こえますが、その考え方は、汎用的で、日常の経営に大きく役立ちます。理論的な説明を省き、実践的な解説を加えながら最適な意思決定を下す方法について、お話したいと思います。

講師 : 斎藤 聖美 氏 ジェイボンド証券株式会社 代表取締役

慶応義塾大学経済学部卒業。日本経済新聞社入社・ソニー勤務の後、ハーバードビジネススクールにおいてMBA取得。その後、モルガンスタンレー投資銀行ニューヨーク本社・東京支社にて勤務。独立後、コンサルタント会社「ポンデュガール」「エースジャパン」を設立。現在、日本初のマルチディーラー国際電子引合システムの「ジェイボンド」を設立する等、幅広い活躍をし、女性ベンチャーの草分け的存在である。

第8講 「セーラ・マリ・カミングスに学ぶ意識革命」~価値観の転換が新しいチャンスを生む~

  • 10/23(木)

世界と日本の在り方が激変している新世紀。20世紀は「利益追求」が会社、組織の至上目標でしたが、21世紀にその価値観はもう通用しません。では何を目指せばいいのか。そのヒントは地方にこそ眠っています。今、日本人にとっての「資産」とは、私たちが1200年以上にわたり培ってきた歴史、伝統、生活文化、風土、作物・・・と、足元にあるものなのです。それらに新たな光をあて、長野県小布施町で次代の社会作りを実践するセーラさんを核に、私たちの大きな可能性を確認しましょう。

講師 : 清野 由美 氏 ジャーナリスト

1960年、東京都生まれ。東京女子大学文理学部卒業後、草思社編集部に勤務。英国留学を経て「日経トレンディー」誌創刊に参加。91年まで同編集部に勤務の後フリーランスに転じる。国内外の都市開発、デザイン、トレンド、マーケティングなどを取材。また、時代の先端を行く各界の人物記事などにも力を注ぎ、「アエラ」「日経ウーマン」「ヴォーグ・ニッポン」などの雑誌や、「朝日新聞」「日経新聞」などを舞台に執筆活動を展開している。

第9講 「勝ち組企業の人財育成」~あなたの部下はどんなジンザイですか?~

  • 10/27(月)

人は誰でも生まれながらに持っている基本的欲求を満たしたいと願って生きています。そして、その欲求を満たしてくれる人に心を開いていくものです。真の人財を育てるには、外側から圧力をかけるのではなく、部下の内なる欲求に働きかけることが重要です。まずは、あなた自身のヒューマンスキルを磨いて、良好な人間関係を構築することから始めてみましょう。

講師 : 大西 詠子 氏 人財育成トレーナー 産業カウンセラー

東京演劇アンサンブル、ホンダスタジオ等において舞台女優として活動する傍ら、セールスプロモーション業務に従事。(株)ザ・アール教育部を経て、平成元年(株)穴吹人材派遣センターに入社、教育研修事業部トレーナーとして活動。平成9年にフリーとなり、現在は中四国を中心に人材育成・講演活動に従事。産業カウンセラー。現実療法学会正会員。主な研修実績に、(株)穴吹工務店グループ各社、隆祥産業(株)、ドコモエンジニアリング(株)、(株)東芝他多数。

第10講 「組織を変革する真のリーダーのあり方」~リーダーになる為の5つの決定的瞬間~

  • 11/14(金)

従業員が強みとする能力を最大限に発揮させるためには、1人ひとりを大切にし、それぞれが、自立的にやる気をおこすような経営が必要となる。それは、その場しのぎの応急処置的なものではなく長期にわたる抜本的な変革の方法である。一見すると時間がかかるように思えるかもしれないが、結局のところ最も少ない時間で効果的な組織変革を行なえる方法である。それが唯一、エクセレント・リーダーになる方法である。

講師 : 川西 茂 氏 株式会社フルブレイン・パブリッシャーズ 代表取締役

企業内外におけるコンサルタントとして活躍。「原則中心リーダーシップ」理論をいち早くキャッチし渡米。その後、数多くの政治団体や大手企業の組織改革コンサルティングに携わる。世界ビジネス書No.1の『7つの習慣』(日本で100万部突破、27週連続1位記録)の翻訳出版を手がけ、執筆の傍ら各種講演や社会貢献を視野にいれた活動も数多く行っている。

第11講 「戦後イラクの復興は進むか?」

  • 11/26(水)

<主な著作> "Japan-Iraq relations ? the perception gap and its influence on diplomatic policies" (Arab studies quarterly: 23(4)2001, Fall ) 、『徹底討論 アメリカはなぜ狙われたのか-同時多発テロ事件の底流を探る-』(NHKイスラムプロジェクト(共著)、岩波ブックレット、2002年3月)、『イラクとアメリカ』(単著、岩波新書796, 2002年8月))

講師 : 酒井 啓子 氏 アジア経済研究所 参事

1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。英ダーラム大学(中東イスラーム研究センター)修士。1982年、アジア経済研究所入所(動向分析部)。1986年-89年、在イラク日本国大使館専門調査員。1995-97年 在カイロ海外調査員(カイロ・アメリカン大学)。2002年より地域研究第2部主任研究員。

第12講 「新しい活力創造のために」~シュンペーター考~

  • 12/12(金)

日本全体をいま、何とも言えない不透明感が覆っている。1980年代の日本はそうではなかった。「ジャパン・アズ・No1」と称賛され活気にあふれていたものである。いったいこの間に何があったのか。かつての輝いた日本がどうしてかくも沈滞しているのであろうか。このような日本にとって何か明快な処方箋はないのであろうか。新しい発想と活力を如何にして生むか、シュンペーターに添って今ここでもう一度考えてみることにしよう。

講師 : 水野 博之 氏 高知工科大学 総合研究 所長

昭和4年生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。理学博士(京都大学)。昭和27年3月松下電器産業(株)入社。平成2年6月松下電器産業(株)副社長(技術担当)。平成6年6月  松下電器産業(株)退社。平成6年8月スタンフォード大学顧問教授、ジョージタウン大学ランデガー講座特別講師、奈良先端科学技術大学院大学客員教授、龍谷大学経営学部教授、高知工科大学副学長を歴任。現在も大阪大学基礎工学部非常勤講師、立命館大学経営学部客員教授、財団法人広島県産業科学技術研究所所長、学校法人大阪電気通信大学副理事長、コナミ(株)取締役、(株)メガチップス取締役、(株)メガフュージョン取締役等も兼務されている。