同友会大学第18期カリキュラム 2011.6~2011.12

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第1講「人間の自由と誇りと」 ~人は連帯の中にいると感ずる時が最も幸せである~

  • 6/29(水)

講師 :三宅産業(株)取締役会長 三宅 昭二 氏 (香川同友会常任相談役、中小企業家同友会全国協議会副会長)

私は第二次世界大戦の時は、国民学校(小学校)の児童でした。戦争の恐さ、平和の尊さを身をもって知りました。争いのない日々を希うと共に、自由、自立の精神が、戦後民主主義教育の中で育っていった気がします。その私の会社に「労働組合」が誕生し、全社が混乱した時、経営者の孤独を味わいました。同友会で学ぶ中で、他の経営者との連帯感が生れ、社員は最も信頼するパートナーとなって来ています。将来を見据え、自らの座標軸を語りたいと思います。

第2講 「誰が地域を元気にするのか?」 ~危機の時代に真価を発揮する同友会企業~

  • 7/11(月)

講師 :立教大学経済学部 経済政策学科 教授 廣江 彰 氏

地域における中小企業の役割は、地域の歴史や文化を受け継ぎ、それを新たに創造し後世に伝えてきていること。また、それと並んで経済主体としては、生産活動や雇用・所得機会の創出を通じ地域の経済資源を活用し、地域のポテンシャルを現実化することで、歴史や社会条件にふさわしい特色ある「地方」としての地域を創り出してきていることにある。

第3講 「地域企業活性化への経営とCSR」 ~変化に対応する取組み~

  • 7/29(金)

講師 :香川短期大学経営情報科 教授 山本 慶子 氏

世界経済のグローバル化とアジア新興国の台頭、ICT化など情報技術革新による情報の増大など、わが国の経済・社会構造は著しく変化し、大きな転換期を迎えている。少子高齢化と共に地域経営を取り巻く環境変化も課題といえる。わが国・地域企業も国際競争にさらされ、いかなる戦略が必要かなど課題も多い。技術立国日本の「強み」を活かし持続可能な経営と、社会的責任(CSR)を果たす方策について考える。

第4講 「戦争、人間、そして憲法9条」

  • 8/19(金)

講師 :一般財団法人 国際開発センター会長 品川 正治 氏 (経済同友会 終身幹事)

私は、復員の船の中で初めて読んだ憲法9条の根底に、国家ではなく、人間の目で戦争を捉える確かな視線を感じました。経済も人間の目でとらえることができるか。経営者として私は自ら問うてきました。憲法9条を変えるなと言うのは、消極的な、否定的な響きに聞こえますが、決してそうではありません。それどころか我々国民が平和憲法を維持する事は、国際政治の枠組みさえも変えるかもしれないのです。憲法を守ることは実は日本のあり方、世界のあり方を変えるという事なのです。

第5講 安心・安全を提供し感動を呼ぶ企業づくり」 ~思いやりからはじまった新市場創造~

  • 9/8(木)

講師 : 徳武産業(株)代表取締役 十河 孝男 氏(香川同友会)

これからの企業経営においては、顧客のニーズを掴み、それに併せて自社を変革する事が求められます。高齢化社会を見据えた高齢者用靴のニーズと市場の動向を見据え、それに応える為に業界の常識を覆した様々な取り組みから生まれたケアシューズによって実現させたオンリーワン企業作りの実際と、お客様の声を聞き、心を掴む事に拘り続けた経営者としての思いを語ります。

第6講 「企業的農業経営による地域ブランドの構築」~経営の本質は、価値の創造~

  • 9/21(水)

講師 : 農業組合法人伊賀の里 モクモク手づくりファーム 代表社長理事 木村 修 氏

これからの中小企業に求められる要素としては、自社の商品に対して付加価値をつけ、価格決定権を持つ事が挙げられます。しかし、この厳しい経営環境の中、価格決定権を持ち、成長し続ける企業を作るためには、過去の踏襲ではない手法を取る事が求められます。新農業ビジネスの旗手として挑戦し続けて来たモクモクファームの事例から、付加価値を創造する為のヒントを学びます。

第7講 「新しいまちづくり」 ~高松丸亀町商店街に学ぶ~

  • 10/3(月)

講師 :高松丸亀町商店街振興組合 理事長 古川 康造 氏

コンパクトシティを目指して商店街は小企業が集積することで多様な機能を創出し、それが有効に働いていた伝統がありました。その仕組みをブラッシュアップして今の時代に展開しようとしています。高齢者・女性・子供にとって小さくて住み易く便利な町になれば、本当に豊かな生活が実現出来ると思います。そんなコンパクトシティの実現を目指して町の住民が自ら動く。それが丸亀町商店街の伝統であり、スタイルなのです。

第8講 「地域社会と国際交流を考えるヒント 」~歴史検証-オバマ大統領誕生の背景~

  • 10/28(金)

講師 : 四国学院大学 学長 末吉 高明 氏

ネット社会に住む私たちは、国境を意識することなく、瞬時に地球の裏側の情報を手に入れることができます。また、私たちの身近な生活やビジネスも国際交流を抜きにしては、ありえません。ところが、他方、私たち自身の国際理解は、貧しいことがしばしばです。アメリカ黒人の歴史と現在を検証しながら、国際理解の基礎である「人種」へのアプローチは、どうあるべきかを考えます。

第9講 徹底した地域密着型経営でめざす『人が大切にされるまちづくり』
~地域貢献からはじまる仕事づくり~

  • 11/11(金)

講師 :大里綜合管理(株)代表取締役社長 野老 真理子 氏 (千葉同友会)

地域に根ざす中小企業にとってこれからは、自社の利益の追求のみならず地域社会の事を考え、貢献する事が、地域作り、そして自社の発展へと繋がってくる時代となりつつあります。社員を巻き込んだ地域貢献活動を通じて、『地域活動が利益を生む』事となった大里綜合管理(株)の実践事例から同友会の『良い経営環境』づくりにも通じる地域に対する中小企業の責任と役割について学びます。

第10講 「始まっている未来」 ~同友会大学における学びあい、育ちあい~ 

  • 12/2(金)

講師 :愛媛大学教育学部 教授 山本 万喜雄 氏

一人ひとりがその気になって、他人との関係の中で選びながら、自分の持ち味を作り出していくのを助ける教育の仕事。私が愛媛で、地域に根ざした教育研究の仕事を重ねて37年になる。その中で共に育ちあうよろこびを知り、同友会の共育理念につながった。第10講では、愛媛大学における学びあい、地域における育ちあい、そして同友会大学における共育運動の学びについて語りたい。