同友会大学 第20期カリキュラム 2013.6~2013.12

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第1講「消費税増税とTPP参加」 ~中小企業経営と国民生活にどの様な問題があるか~

  • 6/21(金)

私達経営者は経営を維持し、社員の生活を護るために、労使で現状認識を一致させることが大切です。このことは「労使見解」でも強調されています。昨年の総選挙は、期待した民主党政権に対する厳しい審判でしたが、残念なことに数々の問題(消費税、原発問題、TPP、沖縄基地等)の争点が深められず、小選挙制度がもたらして自公政権が再び誕生しました。政治家、マスコミの劣化の中で、私達中小企業家は国民と地域と共に歩むために、自らの努力で現在の情勢を大局的にどうつかむかについて、今こそ真剣に学び合う必要があります。 「中小企業憲章」に魂を入れるのは貴方任せでなく、私達が地道に切り拓くことです。今までに築いてきた産学官連携を強め、地域経済の振興と雇用の創出が課せられています。問題の本質を明らかにして打開するしかありません。苦しい困難な暗い局面も、その先には明るさと手立てがあるのです。とにかく学び合い、活動し実践して道を見出す時だけに、一にも二にも学び、研鑽と交流を深めたいと思います。

講師 :税理士法人 第一経理 相談役 税理士 河野 先

[職歴]1957年9月第一経理入社 1965年2月税理士登録 1984年1月社長 1997年3月会長 2002年3月相談役 [会歴]1969年9月東京同友会入会  各種委員会委員長、支部長、 副代表理事、名誉会員 1977~84年 中同協会計監査 1985~97年 中同協労働委員会 1998~01年  幹事長 2002年~顧問

第2講 「天地自然の理法」と 企業発展の法則 ~松下幸之助の日本精神~ルマンプロジェクト

  • 7/4(木)

パナソニック株式会社はテレビ事業不振による経営危機からの脱出と回生へ向けて、事業部制の復活を宣言した。
メディアは当然、松下経営哲学の真髄とされる事業部制の復活に集中する。
だが一方、幸之助は淡々と「天地自然の理法に則る経営を」と言う。
いったい「天地自然の理法」とは何か。日本人の基本的考え方に基づき、幸之助の真意を探る。

講師 : 代表 光亜塾代表 山田 幸男

昭和27年(1952年)12月8日生まれ(60歳)。関西大学大学院博士後期課程修了:法学修士(専攻:政治哲学)。インターネット事業「ルマンプロジェクト」 代表。実践青年塾「光亜塾」代表。ブレーンバンク株式会社(四谷学院)英語講師。日本経営倫理学会 正会員。

第3講 「人生三毛作」~iPSから農業まで兼職と複住がもたらす豊かな人生~

  • 7/24(水)

京都大学発のベンチャー企業でiPS細胞の事業化に取り組む一方、香川県では百十四銀行顧問のほか、完全無農薬、完全無化学肥料、そして動物由来の肥料すら使わない自然栽培を実践する農業法人を共同経営。 京都と高松を毎週往復して、提唱する複住生活を自ら実践。 これらを通して培った会社経営上の信条から景気回復のための具体的提言に至るまでをお話します。

講師 :(株)百十四銀行 顧問 村山 昇作

昭和47年3月  同志社大学経済学部 卒業
昭和55年5月  カリフォルニア大学(UCLA)経済学修士
昭和47年4月  日本銀行 入行
昭和56年2月  日本銀行ニューヨーク事務所エコノミスト
昭和62~63年  東京大学非常勤講師(計量経済学)
平成6年11月  日本銀行高松支店 支店長
平成10年6月  日本銀行調査統計局 局長
平成14年3月  帝國製薬株式会社 代表取締役社長
平成23年6月  iPSアカデミアジャパン株式会社 代表取締役社長
平成23年7月  百十四銀行顧問(兼任)

第4講 「中小企業を取り巻く経済潮流」 ~持続可能な地域循環型経済の時代~

  • 8/9(金)

リーマン・ショックの打撃からの回復途上に発生した東日本大震災・原発事故は日本経済再生の道筋として、大企業主導のグローバル循環強化か、中小企業が主役のローカル循環強化か、の選択を迫っています。中小企業憲章が示しているように持続可能な経済社会の主役は雇用の7割以上を支える中小企業が担うべきです。 中小企業を取り巻く経済環境の何が、どのように変わり、中小企業の役割はどこにあるのか、をともに考えましょう。

講師 : 駒澤大学経済学部教授 吉田 敬一

1949(昭和24)年9月9日 大阪市生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士課程修了。駒澤大学経済学部教授(経済学博士)、中同協企業環境研究センター座長。中小企業論・地域経済論専攻。主著『中小企業と地域インキュベータ』『転機に立つ中小企業』『地域振興と中小企業』。1977年第1回中小企業研究奨励賞準賞、1994年中小企業研究奨励賞本賞受賞。

第5講 「地方のみらい」こそが 「日本のみらい」である ~フクシマから考える日本の未来~

  • 8/28(水)

東日本大震災と福島第一原発事故は日本史に残る惨事となりました。私は震災以前、2006年から福島の原発立地地域での取材を続けて参りました。「震災を予想していたのか」といわれることもありますが、そんなことはありません。ただ、震災以前のそこには日本社会の様々な歪みが溜まっていて、にも関わらず誰も注目していない状況があり、この現実を誰かに伝えなければと思っていたことは確かです。震災前後を通した福島の現実をお伝えします。

講師 : 東京大学文学部 博士課程 開沼 博

福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)『フクシマの正義「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。読売新聞読書委員

第6講 「福島原発事故までの真実」~科学技術と人間社会のかかわり~

  • 9/11(水)

国は2001年3月5日、福島県双葉郡6町2村22,150戸全戸に「プルサーマルと原子力安全」と題するパンフレットを配布した。これには「原子力の安全対策について常に緊張感をもって、慎重の上にも慎重を重ねて臨みます」と、多重防護を唱っている。 10年後の2011年3月11日、このすべての住民の生活が根底から破壊され、避難を強いられ、これはまさに「科学技術と人間社会のかかわり」について、根底から問われていることを象徴している。

講師 :元福島県知事 佐藤 栄左久

日本青年会議所での活動を経て、1983年に参議院議員選挙で初当選。87年大蔵政務次官。88年より2006年まで5期18年福島県知事を務める。一貫して、東京の一極集中と国の政策に厳しい問題提起を続け、在任中は「闘う知事」として知られた。 地方自治体の立場からエネルギー政策を再考する、福島県エネルギー政策検討会を立ち上げ、2002年に出された中間とりまとめ「あなたはどう考えますか?~日本のエネルギー政策~電源立地県 福島からの問いかけ」で福島県が提示した疑問符は今、価値が再評価されている。

第7講 「創造的過疎への挑戦」~クリエイティビティが生み出す革新~

  • 9/25(水)

徳島県神山町にITベンチャー企業のサテライトオフィスが続々と進出しています。企業誘致の一形態として捉えられていますが、真の狙いは人材誘致にあります。グリーンバレーは都市から来る移住者や企業の社員と地域住民など、異なる価値観を持つ人同士が循環する「場」を作ることによって、新しい事業やサービスを生み出そうとしているのです。新しい地域づくりの形として注目されている“神山モデル”の洗いざらいをお伝えします。

講師 : NPO法人グリーンバレー 理事長 大南 信也

1953年徳島県神山町生まれ。米国スタンフォード大学院修了。 1990年代の初頭より神山町国際交流協会を通じて「住民主導のまちづくり」を展開。1998年米国生まれの道路清掃プログラム「アドプト・ア・ハイウェイ」を全国に先駆けて実施するとともに、「神山アーティスト・イン・レジデンス」などのアート事業を相次いで始動。2004年特定非営利活動法人グリーンバレー設立、理事長就任。2007年より神山町移住交流支援センター受託運営を開始し、2011年度神山町史上初となる社会動態人口増を達成。2010年10月以降ITベンチャー企業等9社のサテライトオフィスを誘致。多様な人が集う価値創造の場「せかいのかみやま」づくりとともに、過疎化の現状を受け入れ人口構成の健全化を目指す「創造的過疎」を持論に各種事業を展開中。

第8講 「製造業で生き続けるために」~「今」と「これから」を常に見据えて~

  • 10/23(木)

リーマンショック以降6重苦とも8重苦とも言われる厳しい状況下におかれた我々中小企業は生き残る為に、いや生き続けるためには何をすべきかを本気で考えなければならない。「ものを作れば売れた時代」は過ぎ、「考えるものづくり」を実践しなければならない。当社がどのようにして経営改革を実践し、現状をどのように踏まえ、戦略を立てているのかを今回ご紹介させて頂き、少しでもご参考にして頂ければ幸いです。

講師 : ダイヤ精機株式会社 代表取締役 諏訪 貴子

1971年東京都生まれ 大学卒業後、ユニシアジェックス(現・日立オートモティブシステムズ)でエンジニアとして働く。27歳から32歳にかけて2度にわたり、ダイヤ精機入社・リストラ退社を経験。32歳(2004年)で父の逝去に伴いダイヤ精機社長に就任。新しい社風を構築し、育児と経営を両立させる若手女性経営者として活躍中。日経BP社Woman of year 2013 大賞(リーダー部門)を受賞。

第9講 「明日から職場が変わる、未来が変わる「心と体の健康」レッスン」
~メンタルヘルスケアマネジメント/心と体の健康の因果関係を紐解く~

  • 11/22(金)

心のマネジメントと現代医学。その両面から病気を治すことを日々研究しています。 心の不調から体が病気になることは多いのです。 現代社会はストレス社会で、その傾向はますます強くなっています。 病気がなかなか治らないという方は心に原因があるのかもしれません。 是非、この講義で心と病気の因果関係を知って自身の病気の改善に役立てて下さい。また、心理学を生かしたワンランク上のコミュニケーション技術についてもお伝えします。

講師 : 小西統合医療内科 皮膚科医 日本医師会認定産業医 安藤 明美

船員保険大阪健康管理センター、小西統合医療内科勤務、日本医師会認定産業医 約12年間外科、皮膚科の診療に携わる一方、職場の元同僚の自殺をきっかけに「こころの力」に注目し、産業医となる。医師としてだけでなく、医学と心理学・脳科学との関係解明、ヒーリング、コーチング技術にも精通し、「心も体も治すお医者さん」として現在活躍中。

第10講 「時代を拓く同友会運動」~日本が誇れる本物の中小企業家たち~

  • 12/3(火)

自立的で質の高い中小企業を生み出す同友会の原動力は、「同友会理念」と会員の実践です。「ワーク・ライフ・バランス」推進も「中小企業における労使関係の見解」の実践ととらえ、APECへの対応などとともに内閣府との連携もすすんできました。 若者に中小企業の魅力を伝え、地域に若い人材を残すために新たな仕事づくりで雇用を維持・創出するために学び実践し、中小企業憲章の推進で経営環境も変えていく「本物の中小企業家たち」への期待が高まっています。

講師 : 中小企業家同友会全国協議会 事務局長 平田 美穂

1983年山口大学経済学部卒 1986年中小企業家同友会全国協議会(中同協)事務局入局 2005年4月から事務局次長 2012年7月から現職 2012年内閣府男女共同参画推進連携会議 「女性のエンパワーメント促進」チーム委員