自社経営とコロナ

「コロナレポート」で、
知恵と力を出し合おう第二波を前に、今こそ、事業(商売)を止めず、維持発展させる自社変革を

2020年8月7日 
香川県中小企業家同友会

第一波の振り返りと私たちの確信

コロナの第一波のもと、全会員に「ハガキ」を送付し「一社もつぶさない。ひとりぽっちにしない」と声をかけあい、会員からのマスクの寄付を受け、医療、福祉事業の会員等に配布しました。
また、同友会活動を止めないために、ZOOMを活用した役員会や例会の開催、専門家による雇用調整助成金、融資の情報発信をおこない、コロナで被害を受けた会員への「語り愛のある見舞金」で見舞い、今後の経営を語り合う運動を推進してきました。
そして、飲食店の事業継続のために「ドーユーイーツ運動」で励ます取り組みを推進してきました。
これらは、中小企業家同友会が『労使見解』で表明している「経営者である以上、いかに環境が厳しくとも時代の変化に対応し、経営を維持発展させる責任がある」 ことの実践です。

第二波を想定 
求められる企業変革

今後、第二波が予想されていますが、同友会は「事業(商売)を止めない」「同友会活動を止めない」こととあわせて、身のまわりに感染が発生しても、排除や差別をすることなく「愛のある科学的で冷静な対応」をすることを確認しています。
秋に予想されている第二波の感染拡大の想定を前に、今こそ「知恵と力を出し合い、難局を乗り越える語り愛運動」の推進が求められています。
資金繰りなど現状への対応とともに、商売のあり方が、激変していることに、全社一丸(社員とともに)で、知恵をしぽり、企業変革に挑戦することが求められています。

企業の未来を考える
「コロナレポート」

「『自社経営とコロナ』レポート」(以下「コロナレポート」という)は、次の特徴があります。
① 【変えてはならないことの確認】そもそも、自社は何を売ることで商売を成り立たせてきたのか。事業ドメインの確認をします。
② 【変えなければならないことの確認】市場や顧客など外部環境の何が変わったのかを確認し、自社の課題を明確にします。
③「変えるべき」ことへの具体的な方策を考えます。
④一社ではできないことでも、他企業と連携することで、できることを考えます。また、国・行政に求めたいことを政策要望として意見を述べることは大切です。

「コロナレポート」は、企業変革の基本的な検討方法の筋道

この「コロナレポート」は、特殊な思想や考え方ではありません。企業経営者であれば、当然に考えるべき事項の筋道を明らかにしたものです。
直感や思いつきで考えるのではなく、自社の強みや、自社経営への思いを明らかにし、市場と顧客の動向をふまえて、自社の経営を新たな段階に変化させることを考える内容となっています。

自社は「コロナ」の被害が無い?

コロナ禍は、広い意味で、企業における感染症対策という点では、関係が無い企業はありません。
コロナ禍による経済被害は、特定業種に集中しており、飲食店やイベント業などは甚大です。
一方、直接的被害を受けていない場合も、今後の推移は予断を許しません。秋口には耐久消費財や出費の大きなサーピスの買い控えが予想されており、顕在化していない危機=「② 【変えなければならないことの確認】」を見抜く力が求められます。
また、隣人が被災して見て見ぬふりをしているのでは同友会らしい「人間尊重」の経営の実践とは言えません。
被害を受けていない企業も「④一社ではできないことでも、他企業と連携する」ことはあるはずです。

「コロナレポート」を、
地域の経営者に広げる「運動」に

「コロナレポート」を同友会内だけでなく、業界や地域の経営者に広げることが求められています。
コロナ禍による経営危機に飲み込まれないために、企業変革のスピードを高める取り組みを地域に広げていきましょう。
支部例会、支部役員会、委員会、小グループ活動、仲間づくりの場などで、実際に記入し、お互いの今後の経営を語り合います。
同時に、同友会内だけでなく、コロナ禍で被害を受けている地域の会外の経営者と語りあう「運動」が求められています。
この「運動」は、地城の経営者にはたらきかけ、中小企業全体が良くなることをめざすものです。
会外の経営者にも「コロナレポート」を見て、書いてもらい、自社経営を語り合う運動です。

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