- 共同求人委員会
採用力強化セミナーを開催しました!
update.2024年12月25日
去る11月28日(木)共同求人委員会が「働き方改革推進支援助成金(団体推進コース)」を活用した採用力強化セミナーを開催しました。
今回のセミナーは、「地方にある社員5名以下の企業でも採用できる方法」と題し、採用が難しいエリアの採用支援を得意とする株式会社ヒューマンファースト 代表取締役 山本陽亮氏を講師としてお招きしました。
まず、全国や、四国・香川の求人市場動向をデータ等で確認し、小規模な会社の実際の成功事例などを伺いました。
それを踏まえて採用成功に向けての必要な整備・準備・発信についてを学びました。
共同求人委員会でも、給料のベースUPや休日日数の整備については話を進めてきてはいましたが、今ではそれに加えて
「転勤がない」ことや、「有給休暇の取得しやすさ(風土)」なども実際には多く求められているようで、中小企業としては既に進めている部分も
ありましたが、そのようなことも全て含めて、「どう発信するか?」の重要性を改めて考えさせられる時間でした。
多くの参加者が
・魅力を伝える前に不安を払拭すること
・自社がどういう人に合い、どういう人に合わないか(どういう人を採用したいか)を社員と共に明確にしてそれをしっかり発信すること
・未経験者へのフォロー体制をしっかり言語化して伝えること(未経験者歓迎&経験者優遇などと同じ求人に対して相反する発信はNG)
・待ちの採用でなく攻めの採用をする(社長自ら発信し、社員にフォローしてもらうなど)
・求人募集の際には、前回の焼き直しではなく毎回ちゃんと見直してつくることで社内整備の進捗も併せて確認できる
・採用のときだけでなく、日頃から候補者予備軍と薄く広くつながっておくこと(会社なりや人となりを普段から広げておく)
・近年あまり文章を読まない傾向にあるので、リアルな画像の活用必須
といった部分が気づきや学びになったとおっしゃっていました。
また、最近ではリファラル採用(社員からの紹介)に取り組んでいる会社も増えているようで、その大前提に社員が「自分の友人や親族などに勧めたい会社である」
ということがあるので、そう思える会社になるよう各社整備をし続けていかないといけないなと参加者それぞれ自社で着手したいものを頭に浮かべながら帰路につきました。
今回はご縁があり外部講師をお招きしてのセミナーを開催いたしましたが、普段同友会の共同求人委員会で推進したり力を入れたりしている部分が
やはり重要な部分であると改めて確信を持てる機会にもなりました。
今後も共同求人委員会では様々な活動に取り組んでいきますので、新卒・中途問わず、「採用」に課題や関心がある企業の皆様ご参加お待ちしております。