- 中讃第1支部
10月度中讃第1支部例会 活動報告
update.2020年10月15日
中讃第1支部10月度例会は株式会社谷本建設/専務取締役の谷本和也氏にご報告いただきました。
今回の例会では同友会活動への取り組み、特に経営指針にかかわる部分を中心にご報告いただきました。
・良い経営者になるため、良い会社を作り、経営環境をよくするために入った同友会
・参加するも参加しないも自主ですが参加した結果、グループ討論の活用で象徴されるように同友会の活動をいかに日ごろの活動に取り入れるか考え、動く
・同友会であれば社内であればトップの方でも、No.2や別の立場から組織を考えられる。逆も然りで組織を見る視点が変わることで様々な立場から組織を考えることが出来る。
・経営指針を創る会での真摯な取り組みから本気本音で経営を語り考える仲間との絆 そして地域の為に何が出来るのか考えていく、実践していく 見事に同友会の三つの目的を体現されていらっしゃいます。
これらはただ単に聞くだけで過ごすだけでなく、聞いたことを考え、動き、また考えたからこその結果で、悶々と内側で考えるだけでなく考えでも動きでも外に出す、アウトプットすることが大切であることを改めて感じました。 経営指針書というアウトプットがあることで経営指針書を使って様々な場面で説明することに納得してもらえる。また、不測の事態の時に見返せるのもアウトプットしたものがあるからより考え直すことが出来ます。
今回、谷本氏の取り組みで大きな学びとなったのは、相手に伝わるようにするためにはどうすべきかという点です。受け止めたものをそのまま伝えるのではなく、相手が理解し、動けるように翻訳することが大事であること痛感しました。 伝える側の責任として伝わらないからあきらめるのではなく、伝わらないなら伝わるようにするにはどうすべきか考えること、行動することが特にスピード感が求められるこのコロナ禍においては急ぎ求められていると感じます。 企業変革支援プログラムを単純に登録すれば終わりではなく、その内容を伝えたい人に伝わるように落とし込むその取り組みに大いに驚いたと同時に参考にしていく必要があると感じました。
今回はWithコロナの状況の中、Zoomでの開催ということもあり谷本氏には慣れない環境でのご報告となりご不便をおかけしましたが、Afterコロナとなったときには改めてコロナ禍を越えたかをお聞きしたいと思います。