- 中讃第2支部
選ばれ続ける会社とは?2022.3.22
update.2022年11月10日
◆テーマ◆
選ばれ続ける会社とは?
◆報告者◆
有限会社 高原本店 代表取締役 高原 陽一 氏(高松第8支部)
◆報告者会社概要・プロフィール◆
有限会社 高原本店
所在地:高松市香西本町
創業:明治26年創業
「地域の食文化を創造する」の経営理念のもと、独自製法で代々と受け継がれてきたフジタカ醤油を製造
高原 陽一氏
昭和53年生
平成27年同友会入会
同友会入会と同時に高松第8支部経営指針をつくる会にて経営指針を成文化
平成31年に父親から代表取締役の座を譲り受け、現在5代目代表取締役
高松第8支部直前支部長
◆報告概要◆
コロナ禍において売上げが減少する会社も多いなか、売上げ安定のために重要なリピーター顧客の存在。
同業者の8割が廃業する時代背景のなか、高原氏の経営する会社では、
代々と受け継がれてきたこだわりの醤油を製造し続けて今年で創業128年。
地域社会の食文化を創造するという経営理念のもと、配達効率を高めた個人消費者向けの定期配達や
顧客情報の管理・整理など、創意工夫のリピーター戦略の結果、
地域に根付いた歴史ある選ばれ続ける会社としていまなお発展を続けています。
顧客から選ばれそして選ばれ続けるためには、自社分析ができ、自社の強みや魅力について熟知している必要があります。
自社が顧客(=リピーター)から「選ばれ続ける(・・・)」理由とはなにか。
選ばれ続ける会社とはどのような会社なのか。
高原氏の論理的で熱意のある報告を参考に、一緒に考えてみましょう。
◆討論テーマ◆
「自社分析できていますか?」
------報告を終えて------
『様々な視点から分析する』
リピーターとして継続的に自社の商品やサービスを選んでいただいているからにはなにかしら選ばれる理由があるはずです。
自社が顧客から選んでいただき、また、そのまま継続して選ばれるづけているのはいったいどのような理由からなのか、新規顧客を以後、継続的なリピーターへと昇華させ、リピーターとして維持し続けるためには、しっかりと自社分析が出来ており、自社の魅力や強みを熟知し、顧客を魅了する必要があろうかと思います。
自社の強みや弱み、それ以外にも自社の商品やサービス、顧客等についていかに分析できているか、また、それらをどのように経営に活かせているか、今後どのように活かしていくべきかについて討論していただきました。
現在の自社の強みや弱みといったことはもちろん、今後変えるべきところ、または変えないでおくべきところが発見できたように思います。
『おわりに』
報告者の高原氏がおっしゃっていた理想の例会の在り方=1例会1アクションという言葉。単に例会に参加して終わりではなく、実際に行動に移してみることに例会に参加する意義があるということです。
1年間、毎月例会に参加すれば、実際に12の新たな行動が可能となります。今後、自分自身が例会に参加した際に意識したい言葉だと思いましたのでここに書き留めておきたいと思います。
同友会活動を通して、地域によい会社が1社でも増える事を願っています。
報告者の高原氏、貴重なご報告ありがとうございました。そして、例会に参加された皆様、ありがとうございました。
前原司法書士事務所 代表 前原 裕輔氏/記(中讃第2支部)