私の会社は、高齢者のデイ サービスを運営しています。 ここ 10 年は、少ない求職者の 中から社員を採用し、定着さ せるために、いろいろとトラ イアンドエラーを繰り返して きました。その結果、主にな る社員は定着しましたが、一 般社員の定着にはまだ至って いません。よって、今回の テーマである『自社の活力に なってくれる人材の採用と育 成』〜社員と思いを共有する 生きた採用・生きた教育〜」 は、私自身が常々考えている 課題であり、例会づくりにも 前向きに取り組むことができ ました。

 

自社にあった社員の存在が 不可欠 　

一般社員が定着しない理由 は、様々なものが考えられま すが、有岡氏の報告をお聞き して、まずは自社の方向性に あった社員を採用すること が、重要であることを実感し ました。その後、自分で考え て行動できる社員に、どう教 育していくか。

また、それと 同時に社員の満足度も上げて いくことが重要であるという ことを学ばせていただきまし た。また、自社の理念・ビジョ ン・経営指針を実践する上で も、自社にあった社員の存在 が不可欠であることが理解で きました。 　

一般社員の定着は、なかな か難しい課題ですが、有岡氏 の報告が非常に参考に なったので、すぐにで も自社の運営に役立て ていけると感じました。

 

協同組合の活動の面で も参考に 　

私は個人の活動とし て、5年前から協同組 合を設立して、外国人技能実 習生の受入れを開始しております。新型コロナウイルスの 影響で2年半、新規の受け入 れは止まっていましたが、今 年4月から再開することがで きました。今年の受け入れは 約 50 名を予定しています。 　

外国人技能実習生の方々 は、すぐやめることはありま せんが、入社後にしっ かりと教育して、はじ めて一人の社員として 活きてきます。よって 外国人技能実習生の 方々は、受け入れる側 に情熱を持った日本人 の教育係がいて、はじ めて受け入れることが できると考えています。よっ て協同組合の活動の面でも、 今回の例会は参考になりまし た。

 

同友会活動を存分に会社運営 に役立てる 　

有岡氏の報告の、もう一つ の大きなポイントとして、同 友会の活動を存分に会社運営 に役立てていることがあげら れると思います。 　

私は今まで、自分の考えを まとめる以外は人に相談した ことがありませんでしたが、 有岡氏の報告には、非常に勇 気付けられました。 　

今後は、私自身の活動を進 めていくうえで、角度を変え た考えであったり、新たな視 野を広げていく必要があると 思います。よって今後も積極 的に同友会の活動に参加させ ていただきたいと思います。

（一社）又信 　 代 表 理 事　 香川 陽祐／記 　　　　　　 （高松第1支部）