- 中讃第2支部
『地域の課題と展望』~地元企業に何を求めるのか~2023.4.17
update.2023年06月01日
第48期中讃第2支部総会の記念講演として丸亀市長の松永恭二氏に『地域の課題と展望』〜地元企業に何を求めるのか〜と題してご報告いただきました。地域の課題まず地域の課題として物価上昇や将来的な人口減少、高齢化等、若者の県
外流出など、日本の地方が抱える問題が漏れなく丸亀でも起こっていることが紹介されました。
そのうえで、丸亀市の行政に於ける施策や実績について待機児童ゼロ化、クリーンセンターの広域での運営、選挙公約になっていた10万円給付の裏話など、意識していてもなかなか耳にできないようなお話を聞くことが出来ました。
地域の現状を正確に認識し、社会が求めるニーズに対して最大限の対応を追求する姿勢が強く伝わってきました。
市政の施策の方向性正確な現状認識の例ですが、丸亀市の人口推移の現状として出生2・4人、死亡3・5人、転入1
0・5人、転出10・0人/日となっています。つまり、人口増減は年間約400人の自然減、約180人の社会増、合計約220人の
人口減が現状となります。私たちの事業活動においても自社事業、外部環境の分析が正確に、細部まで出来ているのだろうか考えさせられました。
その上で、市政の施策の方向性として
⑴雇用のある街
⑵医療介護の充実
⑶教育、芸術の充実
を目指したいとお話がありました。
雇用の創出
我々に特に求められている部分は当然、雇用の創出です。それも、質の高い雇用が改めて必要だと感じました。
企業として人口の自然減には直接的に介入しにくい部分がありますが、社会増にはある意味、直接的に寄与で
きるのではないでしょうか。
そのために、私たちの中讃第2支部の支部理念「元気な企業づくり(小さな一流企業)で地域の安定と発展に貢献する」、支部ビジョン「若者に魅力あふれる元気な企業めざそう!」のもと、同友会らしい黒字経営を目指し、共育型イン
ターンシップ、共同求人、アオ活を通してとことん若者と関わる姿勢を貫く!そして父親として一番身近な若者に仕事の楽しさを伝える!そんなことをやり続けねばと考えさせられました。
あなたは自分の子供に仕事の魅力を伝えていますか? 事業の発展と若者と地域のために。
㈱竹内農場 代表取締役
竹内一之/記
(中讃第2支部)