香川県中小企業家同友会

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共育ちで、未来を創るCREATING THE FUTURE

1+1=???

2014年10月08日

こんにちは!事務局の飯塚です。

私ごとですが、先日卓球の全国大会予選会があり、一般男子ダブルスの部で優勝しまして、日本一を決める大会で福原愛選手や石川佳純選手も出場する全日本卓球選手権大会本戦に県代表として出場権を獲得しました。しかし不思議なんです。不思議の理由を書きますので是非読み進めて下さい。

卓球というスポーツは個人種目であり、コートには相手と自分しかいないという孤独な闘いで、実力と実力が正面からぶつかり合うスポーツです。しかし、ダブルスという種目は2人対2人で交互に球を打ちあって試合をするという種目のため、パートナーとの連携が非常に重要となってきます。

優勝した私たち2人はシングルスの予選にも出ておりまして、実は2人ともすぐ負けました(・・;)ダブルスの決勝戦で当たった相手のペアにはシングルスで優勝した選手がいて、準決勝で当たった相手ペアにもシングルスベスト4の選手がいました。これ不思議ですよね?

では、なぜ実力のない2人がペアを組んだダブルスが優勝したのでしょうか?

それはお互いの弱点を補いつつ、自分とパートナーの強みが出せる試合展開に出来たからです。そして、お互いがお互いをカバーするために密なコミュニケーションを取っていたからです。

パートナーがミスをした時に、ミスを責める。パートナーのミスが多いからと相談せずに一人で好き勝手なことをする。それではダブルスは勝てません。ボールが返ってくるということは、最終的にミスをしたパートナーが悪いわけではなく、その前に打った自分のボールが良くなかったのかもしれません。

コースやタイミング・スピード等を考えてパートナーと情報共有し、パートナーにとってどんなボールが飛んできたら返球するのが得意なのか、パートナーは自分にどんなプレーをしてほしいのか。をお互いが考えられる関係だからこそ勝てたのだと思います。

また、自分は簡単に返せるボールだと思っていても、パートナーにとっては返すのが難しいボールもあります。お互いの強み弱みを理解し、認めてあげなければいけません。

これって・・・、会社でもそうだと思いませんか?

社員がミスした時に、ミスに対して社員を責めるのではなく、ミスに至った経緯をしっかりと追及して、1個人の責任にしない。最終的にミスをした人が素直に経緯を話せる環境をつくり、情報を共有して原因が解ればミスをしない仕組みを作れる。ミスがなくなるということ=強さに変わる。また、社員の弱みを補い、強みを発揮できるような仕組みを考えてあげれば、まだまだ実力が足りない社員も輝いてくる。そして全社一丸体制が出来上がる。

同友会ではそんな社員を輝かせている会員企業がいくつもあります!それは、社員と経営者は対等であり、パートナーなんだ!という考えを持っているからです。

ヒト・モノ・カネが不足している中小企業だからこそ、社員全員が強みを発揮しないと生き残れないですし、社員全員が輝きを放てる会社も少数精鋭で経営をしている中小企業しかありません!

実力がない二人でも、二人が弱みを補い合い、強みを発揮すれば優勝できるのです!

1+1が1になるのか、2になるのか、それとも3になるのか、それはチーム次第です。是非同友会で対等な労使関係、共育ちを学んで頂き、共育ちで会社の未来・地域の未来・日本の未来を創っていきましょう♪

ちなみに、来年1月24日(土)12:30受付開始で香川県中小企業家同友会経営研究集会が開催されます。φ(..)メモメモ

香川県内の中小企業家が集まり、様々な視点から対等な労使関係・共育ちを学ぶ格好の場となっております。ご興味がある方は是非事務局までお問い合わせください!(^^)!

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