「企業間連携の道筋が見えて来る」
2015年03月25日
事務局:兒嶋です。
香川県は地域の未来像である経済ビジョンを平成25年に策定しました。
主要な箇所を抜粋してご紹介を差し上げます。(※香川県産業成長戦略抜粋)
・本戦略の対象期間を平成25年度から平成34年度までの10年間としています。
※香川県ホームページ→http://www.pref.kagawa.lg.jp/shoko/senryaku/
<経済ビジョンを策定した趣旨>
日本の経済・産業は、かつて経験したことのない困難な局面にあります。こうした中、社会経済環境の急激な変化に対応し、将来にわたって香川県経済の持続的発展を図るため、中長期的な視点に立った産業振興の指針として、「香川県産業成長戦略~力強く着実に成長していく香川の経済社会を目指して~」を策定しました。
<目指すべき経済社会>
経済環境の変化に強い産業構造を生かしながら、新たな経済成長の原動力を創出し、「力強く着実に成長していく経済社会」を目指します。
<戦略方針>
1.人口減少・少子高齢社会がもたらす社会構造の変化などのマイナスの影響を最小化し、プラスに変えていく。
2.本県の産業や地域の強みを最大限生かすとともに、産学官や異業種などの多様な連携の促進を図る。
3.アジアを中心とした海外の活力を積極的に取り込む。
とりわけ、2項目にて書かれている〝連携〟はこれからの企業の戦略を構築する際にヒントとなる考え方を示唆してくれます。また、慶應大学の植田教授は〝連携〟は不足する資源を補い、シナジーによって新たな価値を生み出すこと。さらに、こうした変化を生み出していく中小企業と地域を全国に創り出していくことが大事だと指摘をしています。
※ここからが、お伝えをしたいポイントです。
その経済成長戦略の実現を目指し、中小企業支援施策の具体的に実施を担う支援機関に「公益財団法人 かがわ産業支援財団」があります。
さらに、かがわ産業支援財団は香川産業頭脳化センターの2階に事務所があり『香川県中小企業家同友会』の事務局は4階にあって、日常的に相談ができる環境が整っています。
改めて〝連携〟の可能性を秘めている足元を見つめなおしてみると、香川県中小企業家同友会には、上記の機関との連携による支援が受けられる環境と,何よりもあらゆる異業種の経営者で構成された1421名(※3月度理事会承認)の企業家(経営の辞書が1421ページあると言われています。)が所属して、経営の学びを深めながら交流を図っています。
☆是非、それらの機能を活用下さい!! 気軽に事務局に御相談頂ければ幸いです!!