事務局-兒嶋です。

ネットの波乗りをしていると面白い！　(アンテナに引っかかる！)

昨年、私の担当をしている小豆島支部の鮮魚加工品などを製造販売する会員さんのトピックスが目にとまりました。

記事タイトルは「画期的な製法で開発！業界初！日本初！オリーブ燻製材で開発された燻製調味料」と刺激的です。具体的な内容は、小豆島産オリーブの未利用の枝葉を活用した燻製材を開発して、地場産業の醤油とオリーブオイルを燻製加工した『オリーブ燻製醤油 「小豆島 極（きわみ）」』



と『Olive Smoke オリーブオイル　「小豆島 煌（きらめき）」』

●オリーブ燻製醤油を使ったメニューの例〔フライパンで作る和風パエリア〕



の２商品を開発。この取組は平成26年2月に国の農商工連携事業に認定を受けて開発を進めてこのたび完成をした。平成27 年10 月15 日(木)より自社の通販サイトにて発売を開始することになったそうです。

そこで、思い出すことは香川県の『香川県産業成長戦略』地域の強みを生かした、新たな活力と付加価値を生み出す成長産業を育成し、集積を図る戦略項目→Ⅱ-重点プロジェクトの(2)オリーブ産業強化プロジェクトが位置づけられています。

この事例から学べることの重要な点は「ブランディング」の意味を理解して積極的に挑戦することです。その定義は、商品やサービスのコンセプトを特定のユーザーに価値があると認識させ、市場でのポジショニングを築くマーケティング戦略のことを言い、企業はブランディングの確立によって、商品に対する価値とともに共感や信頼などを得られるため、差別化ができた顧客を獲得することができます。

※香川県の施策を注視して、果敢に新しい挑戦をすることが『経営革新/イノベーション』の波に乗ることにつながるのだと確信をした事案でした。