ビッグデーターから見る地域経済分析の一手
2016年09月26日
事務局-児嶋です。『ビッグデーターから見る地域経済分析の一手』を投稿します。
人口減少(少子高齢化の進展)が各地において具体的に進行する昨今、地域経済の現状分析や政策立案、さらに企業戦略の構築に際して参考となる視点/参考にする為の統計Data索引システムを以下に公開をしていますので紹介をします。
改めての確認ですが、経営を行う上では3つの視点を同時に見つめていくことが必要とされています。
1.鳥の目
物事全体を捉えることは、経営を行っていく上でとても大切な視点です。
2.虫の目
顧客と直接に接することによって、自社の足元をとらえ直す視点です。
3.魚の目
これは、トレンド(傾向)つまり、時代の流れを見極める目と言えます。
我々、中小企業家は3つの視点を視座に置き、地域経済の展望、地域行政が策定する成長戦略(ビジョン)を理解して、一体となった経営戦略の構築が求められてきていることに注目をしたいと思います。さらに三つの目を深めるための最新Data検索手法を紹介しているのは、経済産業省が『ビッグデーターの活用』を促進するための地域経済分析支援システム/Data検索サイトを公開しています。
そこで、以下の〝情報〟をお知らせ致しますので、一度閲覧をして是非活用をして頂ければと思います。
※経済産業省(中小企業庁)ホームページより抜粋
内閣官房及び経済産業省は、「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))の提供を開始いたしました。このシステムを通じて、平成27年度中に地方公共団体にお願いしている地方版総合戦略の策定を、情報面から支援していくとのことです。
今後、地方公共団体が地域の特性を踏まえた地方版総合戦略を策定するに当たっては、地方自治体がそれぞれの地域の強み・弱みなどの特性を踏まえることが重要であり、地方自治体が自らの産業構造や人口動態、観光の人の流れなどの現状・実態を正確に把握するとともに、データに基づく目標・KPI(重要業績評価指標)の設定、PDCAサイクルの確立等が求められています。
こうした中で、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)及び経済産業省では、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する"ビッグデータ"を集約し、可視化するシステムについて、検証を行ってきたところであり、このたび、地方版総合戦略における基本目標・KPIの設定、PDCAサイクルの確立等を支援する「地域経済分析システム(RESAS)」を地方公共団体に提供することといたしました。
本システムで提供するデータは、企業間取引に関するデータを除いて、一般の方でもWeb上で見ていただくことができます。
●RESASサイト
URL:https://resas.go.jp/
注:Google Chromeブラウザをご利用下さい。
加えて、経済産業省、観光庁では、「地域経済分析システム(RESAS)」の活用促進に向け、各地方経済産業局、地方運輸局において、同システムの操作等に関する地方公共団体職員からの相談窓口となる専門的な職員を設置し、当該システムに関する利用支援を行うことといたしました。各地方経済産業局、地方運輸局の担当者名簿については、別途同省のホームページをご覧下さい。