『情報に近づこう!』
2016年10月24日
事務局の児嶋です。
同友会の事務局には、毎月香川県の統計調査課から[香川県人口移動調査報告書]が届きます。
最新月報によると、(香川県人口移動調査報告) 9月1日現在の推計人口は、973,144人で、前月に比べ107人の減少となりました。
・8月中の人口動態をみると、自然動態で226人の減少(出生687人、死亡913人)、社会動態で119人の増加(転入2,467人、転出2,348人)となっています。
・市町別にみると、高松市の126人、宇多津町の40人など2市3町で増加、一方さぬき市の△67人、東かがわ市の△42人など6市6町で減少していると報告をしています。
・しかし、世帯数は、401,289世帯で、前月に比べ203世帯の増加となり、毎月世帯数は増加傾向で推移をしております。そこには、核家族化が進み高齢者と介護の課題が潜んだ数値や地域となっていることが読み取れます。
※人口問題は頻繁に語られ指摘がされていますが、依然として〝人口現象→少子高齢化→マーケットの縮小〟と地域経済への「負のスパイラル」に歯止めがかかっていません。
そんな背景の中で香川県が毎月発行している『みんなの県政 THE かがわ 10月号』を見ていると、特集で〝かがわ縁結び支援センター〟が10月14日にオープンする告知が掲載されていました。事業内容は、結婚を希望する独身者への「縁結びマッチング事業」や「イベント支援事業」(※詳細は機関紙)を行い、子育て県香川を縁結びから実現を目指して人口問題に取り組んでいます。
香川同友会では香川県商工労働部との懇談会で提言をしたことを思い出します。
・中小企業にとって地域は存立基盤であり、地域の安定・強化・発展は経営基盤強化のためにも重要であること。人口現象がその基盤である地域経済のマーケットを縮小させる重要な問題点(エンドユーザーが直接減少をすること)であり、長期的展望に立って対策を講じる必要があると指摘を致しました。
情報の公開が声高に叫ばれる時代、改めて、香川県政を伝える機関誌『みんなの県政 THE かがわ』を一読してみてはいかがでしょうか?