事務局木村です。

今日はクリスマス・イブですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

ちなみにクリスマス・イブは前夜祭的な意味だとばかり思ってましたが、『クリスマス当日の夜(イブニング)』のことを言うそうですね。この間、ある番組を通じて初めて知りました(-_-😉

 

 

さて先日12月14日の四国新聞の記事に、香川大学が県内企業と学生を対象に実施した採用活動や就職活動に関するアンケート（香川大学の採用実績のある企業89社、香川大学経済学部生84人が回答）が発表されておりました。

 

その中で、学生が企業を選ぶ際に重視している点をみると、企業は「地元企業であること(企業は2位・学生は20位)」や「社員のやりがい(企業は3位タイ、学生は7位)」を上位にした一方、学生は「給料・福利厚生（学生は1位・企業は13位）」や「労働衛生環境（学生は2位タイ・企業は10位）」を挙げており、上位項目に違いがみられたとのこと。

 

確かにこの部分を見ると、改めて企業と学生の就職活動・採用活動に対する意識の差は感じられますし、企業がアピールしたい点が学生に響いていないことも考えられます。

 

ただこのアンケート結果で、企業も学生も上位に挙げた項目があります。

それは「職場の雰囲気がいい」ということ。これについては、企業は1位、学生も2位タイで挙げております。

先般就活前の複数の学生の話を聞く機会がありましたが、その中で企業の魅力と感じるポイントとして言われていたことは「安定性」も多かったのですが、「自分が育つ環境、社風」との声も多く聞かれました。

 

給料や福利厚生を含めた労働環境の整備はもちろん大切です。しかしこれだけではなく、社員一人一人にしっかりと関わり、育ち合う社風づくりも企業に求められていると改めて実感しました。

まずは、「今働いている社員の方が、どのような気持ちで働いているか」その声を聞いてみるのも大事なことではないでしょうか。今いる社員の皆様が、「ここで働いてよかった」と少しでも感じてもらえるような企業に、何か一つからでも取り組むこと。これが学生からも選ばれる企業の大きな一歩になるのではないかと感じます。

 

 

私たち中小企業家同友会では、元気な企業や地域をつくり、将来を担う子供を含めた地域の皆様の幸せに貢献できるような『志』をもって、毎月様々な活動を行っております。

香川の中小企業経営者の皆様、共に学び、実践し、会社を、そして地域を元気にしていきませんか？

もちろん何もかも上手く機能している訳ではありません。

しかし、一緒に学び、時にはつまづきながらも、少しづつ元気な企業づくり、地域づくりに関わっていける運動であると思っています！

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