縄文時代は1万年も続いた!
2018年12月26日
事務局田岡です。先日テレビを見ていて、大きな誤解に気がつきました。縄文時代(約1万3000年前〜2300年前)とは、野蛮な原始的な時代ではなく、1万年も続いた平和で豊かな文化が存在した理想的な持続可能な社会であったということです。
小学校の時に習った縄文土器や土偶。それらは実用性より装飾に価値を置いており、豊かな文化があった証しだそうです。そのデザイン性は現代アートにも通じ、その時代の世界のどこにも類をみないと言われています。また、縄文時代の女性はかんざしやヘアピンを髪に、耳輪や腕輪で着飾っていたことも装飾品の発掘から伺えるそうです。
青森県の三内丸山遺跡では、成人用と小児用の墓約1000基が見つかっていますが、全く大小の区別なく、副葬品もみな同様だったそうです。このことからは、縄文社会が階級差のあまりない、平等主義の共同社会であったと・・・。
世界では、インダス、メソポタミア、エジプト文明等が起こっていましたが、繁栄と滅亡を繰り返しています。では日本の縄文時代が1万年も長く続いたのはなぜか?それは日本が島国という地勢的な理由も指摘されていますが、それ故に根付いた「共生の精神、人への尊厳、自然と共に生きる知恵等々、そんな価値観や生き方が根底にあったのでは…」と思えてなりません。
現在、国際社会においては2030年までの「持続可能な開発目標」(SDGs)が掲げられていますが、同友会は以前より「人を生かす経営や環境経営」等に取り組んでいます。未来を見据えた持続可能な企業経営を考える上でも、太古の縄文人からも大いに学ぶべき点があるような気がしました。
小学校の時に習った縄文土器や土偶。それらは実用性より装飾に価値を置いており、豊かな文化があった証しだそうです。そのデザイン性は現代アートにも通じ、その時代の世界のどこにも類をみないと言われています。また、縄文時代の女性はかんざしやヘアピンを髪に、耳輪や腕輪で着飾っていたことも装飾品の発掘から伺えるそうです。
青森県の三内丸山遺跡では、成人用と小児用の墓約1000基が見つかっていますが、全く大小の区別なく、副葬品もみな同様だったそうです。このことからは、縄文社会が階級差のあまりない、平等主義の共同社会であったと・・・。
世界では、インダス、メソポタミア、エジプト文明等が起こっていましたが、繁栄と滅亡を繰り返しています。では日本の縄文時代が1万年も長く続いたのはなぜか?それは日本が島国という地勢的な理由も指摘されていますが、それ故に根付いた「共生の精神、人への尊厳、自然と共に生きる知恵等々、そんな価値観や生き方が根底にあったのでは…」と思えてなりません。
現在、国際社会においては2030年までの「持続可能な開発目標」(SDGs)が掲げられていますが、同友会は以前より「人を生かす経営や環境経営」等に取り組んでいます。未来を見据えた持続可能な企業経営を考える上でも、太古の縄文人からも大いに学ぶべき点があるような気がしました。