事務局の宮下です。

先月、大学生の息子がいとこの結婚式のため帰省していました。その時、別に何も話題がなかったので、将来のことについて聞いてみました。高校生の時から、将来は香川に帰って就職しろとは言っていましたが、本人口からは「帰りません」と一言。お前、同友会の事務局長の息子がそれはないだろう心の中で思いながら、理由を聞いてみると、「空気が合わん！鼻水が出る」とのこと。それはただのアレルギーやろ突っ込みつつ、とよほど都会が好きなのか、帰省しても2日くらいしかいません。奴には郷土愛とか、地元愛というのはないのか、と考えてみると、確かに子供会にも所属せず、地元の行事なんかにも参加していませんでした。これは親の責任かと反省。

同友の森の活動で、小学生の娘を連れて下草刈りに参加した折、森林組合の方から、「このような体験を子供にさせておくことは大切です。大人になって忘れていてもいつか思い出す時が来ます。そうしたら、またこの場に戻ってきますよ。私がそうであったように」と言われました。「記憶に残す。」これって大切ですよね。上記のバカ息子も地元の行事には参加していませんでしたが、同友会の様々な行事には１歳8か月（同友会全国一斉登山）から参加しています。高校生の時には、支部役員の了解を得て、支部例会にも参加させました。この体験が、将来地元に帰ってくる動機になるかどうかはわかりませんが、期待してみたいものです。

今後の同友会の活動で、地元に若者を残す、もしくは帰ってこさせるためには、地域づくりを進めることも大切ですが、子供のころの思い出づくり、記憶づくりが大切なように思います。キャリア教育について改めて考え、推進していかなけれななりません。どうする、我が息子よ！