かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテストに参加しました!
2020年01月14日
事務局の飯塚です。
中小企業家同友会が後援させていただいている「かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテスト」に会員さんと共に審査員として参加をさせていただきました。
今年で15回目となるこのコンテストは、地域産業界と連携しビジネスアイデアを提案する調査研究活動をとおして、創造性とチャレンジ精神に富み、地域「かがわ」の健全で持続的な発展を担う人材を育成することを目的としています。
審査員には香川県教育委員会、高等学校校長、大学の先生といった教育・研究に携わる方々、また四国経済産業局、香川県という行政の方々、そして香川経済同友会、中小企業家同友会という経済団体で構成されております。
参加校は全6校。商業科の学生を中心に、皆さんが地域の魅力は何かを考えたり、クラスメイトはどれだけ地元が好きかをアンケートを取って分析したりといったことをしながら、地元企業などと共に商品開発から広報・周知活動や販売までをしていく中で、その成果と課題をまとめてプレゼンを行っていました。
まず思ったのは、学生たちが企業と合同で商品開発や企画を行う中で、同友会会員企業さんと多く関わっているという事。地域に根付く企業さんがやはり中小企業家同友会には多くいるのだと感激しました。
学生は私にはとてもできないような堂々とした表情で発表しており、また学校のチームワークも見て取れて、とても努力をして精一杯の準備をしてきているのだという事を感じましたし、学んできたことのアウトプットの場としてこの場があることで学生たちの頭の中に地域と社会の考え方が整理されて残っていくのだと感じると感動してウルウルとしてしまう場面もありました。
終了後、引率の先生等も交えて反省会を行いました。「地域創生」と「ビジネスアイデア」が重なることをイメージできていない発表も正直ありました。しかしそれは学生の問題ではなく、学校や地域・会社で私たち大人が伝えられていない、または大人自身がイメージできていないということではないかと思います。学校の先生方は一般企業で働くことなく先生となって働いているために地域創生とビジネスが結びつくイメージが湧かない。私たち大人や社会も儲けることに注視し、儲かることがないがしろになっていまっていたり。それも地域とビジネスが結びつかない思考の原因かと思います。
前述した目的に「創造性とチャレンジ精神に富み、地域「かがわ」の健全で持続的な発展を担う人材を育成すること」とあります。
「香川の健全で持続的な発展」には、ビジネスは必要不可欠です。そして、持続的発展は「儲ける」ではなく、「儲かる」ビジネスなければ持続しません。ですので、それを「担う人材」もまた、儲けることを学ぶのでなく儲かることを学びながら社会的なビジネスの意義を知り、小さい時から言われていた「人の役にたつこと」「人を助けること」「喜ばれること」といったことが社会でどのように活かされて、どんな形で自分に返ってくるのかを理解し、人間的に成長していくことがこのコンテストの目的だと思います。
この目的は中小企業家同友会が目指す、「人を生かす経営」で企業の健全で持続的発展をし、中小企業が地域の主役として地域と共に生き続けるという想いと一緒です。
中小企業家同友会は、若者が仕事を知り地域を知ることで地域に定着することや、持続的発展の為に強靭な経営体質を作ること、またSDGsといった社会が今求めだした考え方をすでに目的に掲げて進めている団体です。今回改めて先見性が高い団体だと感じましたし、だからこそ地元中小零細企業が「儲ける」ではなく「儲かる」を学び実践し、中小企業家同友会が進める企業づくり「人を生かす経営」を実践する企業が増えることで地域創生が叶うのだと考えます。
人を大切にする経営者を育む会として、香川を日本一働きやすい場所に出来るのは、ここで学ぶ企業が一番近いのではないかと感じた一日でした!
お読みいただき、共感いただける方は是非一度私たち事務局にお声がけ下さい。学びたいことを学べる場が同友会にはあります。HPからメールでもいいですしお電話いただいても構いません。お待ちしております♪
中小企業家同友会が後援させていただいている「かがわの高校生地域創生ビジネスアイデアコンテスト」に会員さんと共に審査員として参加をさせていただきました。
今年で15回目となるこのコンテストは、地域産業界と連携しビジネスアイデアを提案する調査研究活動をとおして、創造性とチャレンジ精神に富み、地域「かがわ」の健全で持続的な発展を担う人材を育成することを目的としています。
審査員には香川県教育委員会、高等学校校長、大学の先生といった教育・研究に携わる方々、また四国経済産業局、香川県という行政の方々、そして香川経済同友会、中小企業家同友会という経済団体で構成されております。
参加校は全6校。商業科の学生を中心に、皆さんが地域の魅力は何かを考えたり、クラスメイトはどれだけ地元が好きかをアンケートを取って分析したりといったことをしながら、地元企業などと共に商品開発から広報・周知活動や販売までをしていく中で、その成果と課題をまとめてプレゼンを行っていました。
まず思ったのは、学生たちが企業と合同で商品開発や企画を行う中で、同友会会員企業さんと多く関わっているという事。地域に根付く企業さんがやはり中小企業家同友会には多くいるのだと感激しました。
学生は私にはとてもできないような堂々とした表情で発表しており、また学校のチームワークも見て取れて、とても努力をして精一杯の準備をしてきているのだという事を感じましたし、学んできたことのアウトプットの場としてこの場があることで学生たちの頭の中に地域と社会の考え方が整理されて残っていくのだと感じると感動してウルウルとしてしまう場面もありました。
終了後、引率の先生等も交えて反省会を行いました。「地域創生」と「ビジネスアイデア」が重なることをイメージできていない発表も正直ありました。しかしそれは学生の問題ではなく、学校や地域・会社で私たち大人が伝えられていない、または大人自身がイメージできていないということではないかと思います。学校の先生方は一般企業で働くことなく先生となって働いているために地域創生とビジネスが結びつくイメージが湧かない。私たち大人や社会も儲けることに注視し、儲かることがないがしろになっていまっていたり。それも地域とビジネスが結びつかない思考の原因かと思います。
前述した目的に「創造性とチャレンジ精神に富み、地域「かがわ」の健全で持続的な発展を担う人材を育成すること」とあります。
「香川の健全で持続的な発展」には、ビジネスは必要不可欠です。そして、持続的発展は「儲ける」ではなく、「儲かる」ビジネスなければ持続しません。ですので、それを「担う人材」もまた、儲けることを学ぶのでなく儲かることを学びながら社会的なビジネスの意義を知り、小さい時から言われていた「人の役にたつこと」「人を助けること」「喜ばれること」といったことが社会でどのように活かされて、どんな形で自分に返ってくるのかを理解し、人間的に成長していくことがこのコンテストの目的だと思います。
この目的は中小企業家同友会が目指す、「人を生かす経営」で企業の健全で持続的発展をし、中小企業が地域の主役として地域と共に生き続けるという想いと一緒です。
中小企業家同友会は、若者が仕事を知り地域を知ることで地域に定着することや、持続的発展の為に強靭な経営体質を作ること、またSDGsといった社会が今求めだした考え方をすでに目的に掲げて進めている団体です。今回改めて先見性が高い団体だと感じましたし、だからこそ地元中小零細企業が「儲ける」ではなく「儲かる」を学び実践し、中小企業家同友会が進める企業づくり「人を生かす経営」を実践する企業が増えることで地域創生が叶うのだと考えます。
人を大切にする経営者を育む会として、香川を日本一働きやすい場所に出来るのは、ここで学ぶ企業が一番近いのではないかと感じた一日でした!
お読みいただき、共感いただける方は是非一度私たち事務局にお声がけ下さい。学びたいことを学べる場が同友会にはあります。HPからメールでもいいですしお電話いただいても構いません。お待ちしております♪