外国で輝くという事
2017年03月08日
事務局 久保です
早いもので、復帰してから早5か月。先月末には初の宿泊出張にまで行かせてもらいました。
男性の会員さんには「1歳4か月の子供を置いてなんて我が家に置き換えたら考えられない」と言われましたが、女性会員さんには、「人を生かす経営が家庭でもちゃんといかされているのね」とお褒めの言葉を頂きました。
家族の協力あってこその仕事です、が、まだまだ「家事と子育ては女の仕事」というイメージが根強いのだな、と実感した出張になりました。
今回、出張先で色々お話ししてくださったA氏のお話を少し。
A氏は中国出身の女性で約30年前に中国からの第1期国費留学生として来日しました。当時は、国費留学生としての行先は選択できず、自動的に振り分けられた先が日本だったという縁だそうです。留学生として来日し、とにかく日本で打ち解けようと積極的に話しかけたり行動し、日本の国家公務員に。日本人の男性と結婚し、子供も生まれ、順調に仕事を進めていると、だんだん機密文書を扱うような重要任務も多く任されるようになったそうです。そうなったことで、国家公務員が中国国籍ではあまりよくないといわれ、いわれるがまま日本国籍に国籍変更。その後、現在の薬膳茶事業を行うため、副業出来ない国家公務員を退職し起業され現在に至ります。会社も順調に成長されているようです。
積極的な行動は今も健在で今回の会議でも、ほとんどの参加者が自分のテーブルでの名刺交換で落ち着いているのに、A氏は会場にいるほぼ全員と名刺交換をして回っていて、懇親会の時には山のような名刺の束をお持ちでした。
私自身海外にあこがれを強く持っていた人間として、その難しさも知っている為、久々に衝撃的な刺激を受けました。「海外で生活すること、海外で仕事をすること、海外で成功すること」どれも容易ではありません。自身の持つ力を最大限に生かし続けた結果なのだと感じました。私にも、海外で現地企業に就職し、活躍している多くの友人がいます。A氏のお話を伺いながらそんな友人を思い出し、益々「負けていられないな」と奮起させられました。
同友会でもよく、「ぬるま湯につかっていてはいけない」という言葉を色んな場所で聞きますが、本当にその通り。いつのまにか「ゆでだこ」のようにならないよう、初心を忘れず、その時々で出来る最大の力でしっかり人生を歩もうと心に誓った出張となりました。やはり、外に出て、新しい人と出会い、情報や刺激を受ける!それが成長には不可欠ですね。
出会いの場、刺激の場、学びの場、成長の場がまさに同友会です。
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