子供たちから学ぶこと
2020年12月15日
久々にブログを書いた事務局久保です。
あっという間に12月
流行語大賞=「3密」 今年の漢字=「密」と、とにかくコロナに始まりコロナに終わりそうな2020年。
色々イベントが出来ない中で、今年も子供たちの幼稚園では発表会の開催を予定してくれています。先週プログラムを持ち帰り、毎日毎日それを眺めながら、「緊張するな~、あと〇日」とカウントダウンする息子。去年までとは違い、「ちゃんと完璧にやりたい」という気持ちが芽生えてきたことでそういう気持ちを持つようになったのだと感じると、この1年の成長を強く感じさせられます。
毎年プログラムにはそれぞれの演目毎に、コメントが添えられているのですが、今年の年長さんのところには、こう書かれていました。
「コロナがなかったら・・・・」と悲観的に考えているのは大人だけ、子供たちはどんな時も前向きで元気いっぱいです。幼稚園最後の舞台を思いきり楽しみます!
振り返ってみると、我が家でもそうでした。
乗れないなら作ってしまおうと段ボールで何両も電車を作り、電車に乗ったり、運転手になったり、切符を作って車掌になったり。
お祭りがないならお祭りを作ろう!と玄関前に机をだして、折り紙などでつくった唐揚げやポテト、りんご飴などを近所の子供たちに販売(おもちゃ通貨で)したり。
庭でテントをはって屋台気分でご飯を食べたり。
子供は「何でもおもちゃに出来る遊びの天才」といいますが、まさにその通りだったなぁと。
そしてなにより、常に笑顔で前向きだったなぁと。
「置かれた場所で咲きなさい」
学校法人ノートルダム清心学園の理事長を務められた渡辺和子さんの言葉を思い出しました。
コロナの第3波によりまだまだ経済の打撃もあり予断を許さない状況ではありますが、今こそ地元に目を向けて、地域循環型で皆が経済を回し、これまで気づいていなかった地域の良さを体感・発信することで、地域を活性化させるチャンスでもあると個人的には感じています。
友人の経営する飲食店は、思い切って年末~年始にかけて10連休を取ることにしたようです。春の休業要請中は言われるがまま、不安の中の時間を過ごしてしまったが、今回は早い段階で自分でそれを選択したので、お店を始めて初めての年末年始大型連休が楽しみだと。その間しっかり頭も心もリフレッシュして新しい気持ちで新年を迎えたいと意気込んでいます。
毎年1月の最初の一週間を得意先の挨拶回りに徹していたある会社は、コロナ禍では挨拶回りもしにくいので、その1週間は調整出勤にして、交代で普段取りにくい有休取得を推進するとのこと。これまで取りづらかったタイミングの有休で、冬休み中ということもあり、堂々と子供との時間がとれることを喜んでいる社員も多いようです。
私も、普段連休の取れない主人と過ごす年末年始の貴重な5連休。せっかくなので家族にとって有意義な時間にしたいものです。
それぞれが今の環境の中で「ベスト」「ベター」な選択をして、気持ちも心も新たに2021年のスタートが切れることを願うばかりです。
まずは、終わりよければすべてよし!素敵に2020年を締めくくることが、今年の私に残されたミッションです