令和６年能登半島地震に関する香川同友会の対応について

　　　　　　　　　　　　　　　　　代表理事　林哲也
　　　　　　　　　　　　　　　　　代表理事　小西啓介

1月1日、16時10分頃、石川県能登地方を震源とする地震が発生し、同県志賀町では震度7を観測するなど、大きな被害が生じました。
被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。

この困難な時において、石川、富山、福井、新潟の各同友会は、会員の安否確認や被災状況の情報収集に留まらず、被災地住民の生活と地域の中小企業の経営を守るため、中同協と連携して対策を開始しています。

香川同友会では、この度の地震への対応を系統的かつ組織的に行うため、正副代表理事会を中心に支援対策本部を設置しました。
支援対策本部は、被災地への支援活動を統括し、初期対応として支援金の協力体制を取ることとします。

会員の皆様には、下記口座への支援金のお力添えをお願い申し上げます。

※百十四銀行間のインターネットバンキングのみ手数料が不要となります。
※上記口座は、支援金のみの受付口座となりますので、会費やその他請求書の振り込みはお控えください。
※現在、窓口振込の手数料が不要となる口座の開設を他の金融機関と相談しておりますので、開設が出来ましたら改めてご連絡させて頂きます。
※支援金は、香川同友会で集めたのちに中同協へ送り、中同協から被災地同友会に送られます。その後の使途は、各地同友会に委ねられますが、阪神大震災・東日本大震災では現地での支援物資の調達や生活支援、会員企業への見舞金、会費免除等に充てられています。
※支援金は、地方公共団体に拠出されるものでなく、中同協を通じての被災地同友会への支援金としての寄付になりますので「一般寄付金」に該当します。損金算入限度額を超える金額は損金に算入されませんのでご了承ください。

なお、中同協、石川同友会より、全国的な物資の支援募集は行わないとの連絡がありましたので、現時点で香川同友会として物資の支援は行いません。
被災地では、日々必要な物資が変わり、現地調達もできる状況にあるようで、他県同友会には復興時に必要な支援金や人的支援の協力が被災地同友会から求められています。
今後の会内行事においても募金箱等を設置して支援金を集めますので、皆さまご協力よろしくお願い致します。

各地同友会からの被災情報
■石川同友会
・事務局員が輪島市帰省中に被災。連絡とれず。⇒後に安否確認。
・能登支部会員の被害も甚大です。支部長はご家族とも無事でしたがご実家が全壊。スーパーを経営されているので朝から水など買い求める方の行列の対応に追われていらっしゃるとのこと。
・能登地区では金沢からの大きな道路が寸断しておりコンビニ等は開店せずガソリンスタンドも行列です。金沢のホームセンターはブルーシートなどを買い求める人で開店前に行列です。
・金沢から支援物資を運びたくても道路が寸断されて送れない。(1/3時点)
・金沢を含む大部分は人的被害はなく、会員企業は操業再開の準備を進めていますが震源に近い、七尾市を中心とした能登支部会員は命からがら避難所に身を寄せている。
・能登支部会員27名全員の安否確認はできており、会員本人は全員無事とのこと。しかし、会員の自宅や事務局員の実家が地震や火事で全壊全焼するなど、被害は甚大です。
・震源地の珠洲市、輪島市に会員はおりませんが、能登支部会員のうち25名は七尾市にある企業（市長も会員）です。
■富山同友会
・全 7支部の LINEグループ（平均 70％加入）にて被害状況やお困り事の情報を共有しています。
・震源地に近い氷見支部、高岡支部エリアでは、会社の外壁が崩れた、クラックが入った、塀が倒れたなどの報告が上がっていますが、いまのところ人的被害の報告は届いていません。
・道路に亀裂や段差が生じているところがかなりあり、こちらは完全復旧までは時間がかかりそうです。
■新潟同友会
・会員に関して SNS 等で情報収集している限りでは人的被害はありません。
・震度としては長岡市が６度弱と一番強かったですが、被害の情報はありません。上越市、新潟市西区、西蒲区、
・中央区など地面の液状化現象が起こりました。新潟市西区の一部で避難・断水が継続しており、会員企業の社員さんが避難中との情報が入っております。
■福井同友会
・会員、事務局共に被害なし。
・あらわ市では、水道管の破裂、土砂崩れ、住宅基礎のひび割れ等の被害あり。

※被災地同友会への直接の連絡は控えるようお願い致します。

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