宮下です。事務局では、毎年仕事始めに八栗さんへ初詣に行きます。その時に恒例でおみくじを引くのですが、今年は、昨年に引き続き2年連続で「凶」でした。しかし、そのことは八栗さんではよくあることで、まあ、これから上がるだけと気にしていませんでした。
　秋口に、娘の高校の文化祭に行ったときに、出し物でおみくじがあり、２種類のおみくじを引きました。結果は、「凶」と「大凶」。
　まあ、子供の作ったおみくじだからと、そこもまた、気にしないで、文化祭を楽しみました。ところが、先月、姪の結婚式で長野県に行った折、諏訪で宿泊したので、霊験あらたかな諏訪大社にお参りし、おみくじを引いたところ「凶」。今年引いたおみくじがすべて「凶」という事態になりました。
　最初に引いた後、さほど気にせず過ごしてきましたが、そう言えば、今年のやること成すこと、思った通りに中々なっていなかったような気がします。漠然とモヤモヤしながら、自分の限界を感じる日々でしたが、最後の「凶」を引いた後、「そうか、今年は『凶』だから仕方ないなあ」と、超自己防衛機能が発出し、開き直ってしまいました。

　愛媛同友会著「陶冶」の”鎌田語録”の中に、「人は失敗する生き物。失敗の話に説得力があるのは、失敗を教訓とした人です。だから皆は納得するのです。」というのがあります。今年、思い通りにできなかった事を、「凶」のせいしないで、教訓として来年に活かしていけるか？説得力のある失敗話しにできるか。・・・・・・どうかなぁ？　来年おみくじ引くのやめようかなぁ.......。