同友会大学第16期カリキュラム 2009.7~2009.12
第1講「人間尊重経営の本質」~真の人間尊重を保障する社会性・科学性~
- 開催日
- 2009/7/15(水)
講師 : (株)ヒロハマ 代表取締役会長広浜 泰久氏
皆さんご承知の通り、単に甘やかすことが人間尊重ではありません。一人一人の素晴らしさが最大限発揮されている状態こそが、真の人間尊重経営。しかし、どうしたらそうなれるのでしょうか?とっておきの方法があるわけではありません。高い人間性に裏付けされた社員に対する見方・考え方、事業の社会貢献性、道徳的な言葉でごまかさない科学性、その全てを包括する経営指針づくりとその徹底…。どれもが欠かせないのです。
第2講 「新市場を創出した新経営スタイル」~後発組だからこそ出来ること~
- 開催日
- 2009/7/28(火)
講師 :(株)ザグザグ 代表取締役藤井 孝洋氏
近年、激しさを増している小売店間の競争。後発組企業は、先行他社とのハンデを跳ね返すためには既成観念に囚われない戦略と戦術が不可欠で、様々な新手法を実践してきました。それが実を結び、自らの立ち位置を得る事で新たなスタンダードとして認知されていく。その実践例から後発組ならではのメリットを探っていきます。
第3講 「小さな会社★成功事例100連発!」~ 中小企業向けベストセラー15万部突破~
- 開催日
- 2009/8/19(水)
講師 : (株)インタークロス 代表取締役 栢野 克己氏
独創的な中小企業が日本一元気と云われる福岡市。通販「やずや」・ラーメン「一風堂」・仏壇はせがわ等、多数の有力企業が育っている。講師の栢野(かやの)氏は経営コンサルとして以上の経営者とも親交が深く、起業家向けで17年毎月の「九州ベンチャー大学」を主催。著書も中小起業家向け経営戦略本では、この10年でベストセラー。講演は全国+アジアで年100回。個人相談も年間1000回・ブログも累計300万アクセス。今回は7つの成功法則×事例を時間が許す限り連発。
第4講 「人が輝き、商品が活きる」~足下にこそ真の人材と商材がある~
- 開催日
- 2009/9/4(金)
講師 : (株)いろどり 代表取締役副社長 横石 知二氏
企業経営において「危機」を「好機」に変える為には、経営者の努力は当然必要ですが、経営者の努力だけでは限界があります。自社の強みは何かを認識した上で、社員の持ち味を引き出し、モチベーションを高めていくことで初めてピンチをチャンスに変えることが出来ます。少子高齢化時代をも見据えて「地元の産物と人を活かした経営」の実例を学びます。
第5講 「企業の時代の変化への対応」~中国ビジネス30年(体験から学んだ中国事情)~
- 開催日
- 2009/9/25(金)
講師 :(株)クロダ 会長 黒田 俊英氏
120年の歴史の地場産業手袋を事例とした企業の時代の変化への対応を分析して、競争の社会の中で生き抜く手段を見つける。商売の原点を見つめ直す。グローバル化した社会での対応。避けて通れない中国の存在と付き合い方。成熟した高齢者社会の日本と発展する新興国の働き方の違い。以上のことなどを中心に皆様に語りたいと思っております。
第6講 「あきらめなければ失敗ではない」~林原の経営哲学~
- 開催日
- 2009/10/8(木)
講師 : 林原生物化学研究所 常務取締役 福田 恵温(しげはる)氏
弊社・社長の林原健が2003年、日本経済新聞「私の履歴書」に連載した記事を一冊の本にまとめた。その帯に冒頭の「あきらめなければ失敗ではない」が書かれている。林原の経営理念を如実に表したものであり、本講演では林原の研究開発に対する姿勢、林原における人材育成法について紹介したい。以下に講演のキーワードを示す。「研究開発に目的はいらな」、「自由な社風が成果を生み出す」、「地元の人材を育て、新しい成果を生む」
第7講 「アイディアから生まれる顧客満足の創出」~目指せ、一流!地方発の洋菓子店~
- 開催日
- 2009/10/27(火)
講師 :(株)菓子工房ルーヴ 専務取締役 野崎 幸三氏
食文化の向上やライフスタイルの欧米化により、洋菓子を取り巻く環境も大きな変化をし続けてきました。その中、バラエティ豊富なヒット商品たちは、多くの人々を楽しませています。しかし、「トレンドをキャッチして、いち早く取り入れる」というスタイルでは、もう既に遅れています。いかに「トレンドを作り上げる」ことで顧客満足を創出するか。“ 何を見て、何を感じるか”を常に真剣勝負してきた田舎っぺケーキ屋の奮闘記です。
第8講 「人を思いやるやさしさ、状況を察する観察力」~人を動かすリーダーシップ~
- 開催日
- 2009/11/13(金)
講師 : (株)セレッソライフ 代表取締役 宍戸 一夫氏
今この時代と私達が子供の頃の何が違うかを考える時、環境があまりにも違うこれらは私達大人が作り出したもの、責任は私達大人に有る。すべてがデジタル化された中、人間関係、コミュニケーション不足がまねく温度差など本来人間としてあるべき姿が失われている気がしてならない。私達人間は関わる人にしか与えられない、与える事しか出来ない、一人では何も出来ないを原点に私自身を通して皆様と生きるを共有する時間にしたいと考えます。
第9講「ママパワーの活用で地域も企業も活性化」~ 子育て支援で子どもも元気!企業も元気!~
- 開催日
- 2009/11/25(水)
講師 :わははネット 代表 中橋 恵美子氏
超少子高齢化社会に突入。こんな時代だからこそ企業、行政、地域を巻き込んで子育て支援事業に取り組むことにより、まち全体が活性化。企業のためになり、社会のためになり、そして子どもたちの幸せにつながるアイディアを生み出し、女性だから、母だからこその切り口で新たな事業展開をしている、わははネットの事例を紹介します。
第10講 「中小企業の未来と私たちの課題」~我々の目指す自立型経営こそが新時代を創る~
- 開催日
- 2009/12/8(火)
講師 :(株)エステム 代表取締役会長 鋤柄 修氏
いついかなる時代であっても、我々は経営者である以上、自社を維持、発展させていく責任があります。その為に時代や状況を読み解きながら、時流に安易に流されない企業経営が求められます。その為には何が必要なのか。経営者として何を学び実践していかないといけないのか。今の経営者に真に求められるものを問うていきます。